羽田工房
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羽田友禅の特徴

羽田友禅の特徴は、まず、意匠(デザイン)から仕上げまでの一貫作業にあります。
また、登喜男、登、登喜がスケッチの積み重ねから作り出す、各々独特の文様と色使いにあります。 そしてもうひとつの特色は加賀友禅と京友禅の二つの伝統美を融合させた独自性にあります。 加賀友禅は、綿密な写生をもとにした写実的で独特の味わいや濃密な色彩に特徴があり、対して京友禅は、千年の文化を背景に色彩はあでやかで洗練され、意匠も華麗かつ優美です。 京友禅の場合、できあがるまで約20ほどの工程があり、複雑なものであれば、反復し同じ工程を繰り返して30工程を超えることもあり、通常これらの工程は分業化されています。加賀友禅ではほぼ一貫作業で制作されています。羽田工房では、登喜男が学んだ加賀友禅の一貫作業を基礎に、京友禅の高度な技術を目標に研鑽を重ね、今日があります。例えば地染めと堰出し友禅を繰り返すことで、より奥行きのある表現が可能です。一貫作業を行う羽田工房では、工程を自在に組み立てて染め上げていきます。染物は手間暇を惜しまず、気配りを十分にしたものが美しいものになります。手間を省くことを考えたのでは、それだけのものにしかなりません。染織でも、陶器や漆器でも、細部まで心を配り、手を尽くした工芸品は見飽きることがありません。

羽田工房では全ての工程を一貫して手がけることにより、自ら納得のいくものづくりを可能にするとともに、お客さまの細かなご要望にもお応えいたします。

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